2024年【新年雑感】今年は何して過ごそうか?欽ちゃんと大河ドラマからのヒント

2024年も明けて、今日で21日目となります。

今年は1月1日に震度5強の「能登半島地震」から始まってしまいました。

しまの介の住む東海地方も、震度4でした。その揺れに驚いて、外に出たほどです。
今回被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

そんな状況で、本ブログもYouTube(ギター弾き語り)も配信する気もおきず、今年の抱負も特に抱くこともなく、今日に至っています。

しかし本日、①『よい記事』を読みましたのでお伝えしたいと思います。
それと、➁『今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」から、今年のテーマのヒントも得た』ので、それについても書きたいと思います。

まず、①『よい記事』から。
本日(1/21(日)11:04)に配信された【サライjp】(https://serai.jp)の
定年は男の終わりじゃない」萩本欽一に学ぶ、人生の面白がり方」(筆者:印南敦史)
の記事です。

この記事は、『人生はおもしろがった人の勝ち』(萩本欽一著、大和書房)の書評です。


この記事で面白いと思ったのは、萩本欽一(以下、欽ちゃん)が、定年前の人生を「紙の」、定年後の人生を「紙の」と分けて考えるという点。

定年後の人生は、「第2の人生」とは言われるが、どうしても定年前の「第1の人生」の延長で考えてしまいますよね。
実際に、定年となっても再雇用として働いたり、「第1の人生」の知識・経験を活かして「第2の人生」を考えてしまう。

しまの介にしても、「第1の人生」のサラリーマン生活は終えたものの、「第1の人生」で取得した国家資格「中小企業診断士」と「キャリアコンサルタント」の資格が「第2の人生」に活かせないかと、「第1の人生」の延長線上に、つまり同じ紙のに「第2の人生」も考えてしまいます

しかし、欽ちゃんのように「第2の人生」は「紙の」と考えたら、
「第2の人生」は紙のの「第1の人生」とは断絶されて、全く新しいものとなります。

欽ちゃんも、「定年というのは、紙の表を全部書き終えたということ。定年後は、まだ白紙のままの紙のに、新しい何かを書き込んでいくこと」(同書47ページ)と書いています。

紙ので人生を分けるから、頭が切り替わるという発想がおもしろい。

もちろん、全く断絶するわけではないが、しまの介としては「第1の人生」とは全く違う人生を定年後は歩みたいと思っているので、「紙の」という発想は、頭が切り替えられてとても良いと思った次第です。

もう国家資格「中小企業診断士」と「キャリアコンサルタント」の資格を活かそうなどとは、考えない。
(そうはいっても、せっかく取得したので、更新はしていこうと思いますが…)

心おきなく、定年前の人生におさらばして、全く新しい人生をスタートしようという、ふんぎりがつく考え方だと思いました。

次に、➁『今年のNHK大河ドラマ光る君へ」から、今年のテーマのヒントも得た』ですが。

今年のNHK大河ドラマは、「源氏物語」を書いた紫式部が主人公です。

しまの介は、「源氏物語」のような色恋物語は全く興味がありませんが、とりあえず3回(本日21日(日)が3回目)観てみました。
全く期待していなかったのですが、これがコメディータッチで結構面白い。

宮廷の権謀術数の中で、今はボーっとしている藤原道長が、どうやって権力の座についていくのか、興味がもてました。

また1000年前の日常(貴族の生活ですが…)や、今とさして変わらないであろう心情が想像できて、親近感もわきました。

それに昨年の大河ドラマ「どうする!家康」のように戦(いくさ)のシーンがないのも、穏やかでいいですね。
(「どうする!家康」は毎週観ずに、12月の総集編だけ観ました。やはり家康は偉大だったんですね!)

この「光る君へ」は毎週観ていこうかな、と思いましたね。

紫式部ゆかりの「石山寺」(滋賀県大津市)には、2度行ってます。
昨年は、「宇治市源氏物語ミュージアム」(京都府宇治市)にも、妻の希望で行きました。

今年は、紫式部の人生を通して、当時の歴史を勉強するのもいいかも、と思いだしました。

昨年行った「ドナルド・キーンと渡辺崋山」展(愛知県田原市)で、ドナルド・キーンの著作(源氏物語や和歌などの日本文学)にも関連するし、前々から興味のあった和歌の歌枕を旅するなんてのも、今年はしてみようかなとも…
ドナルド・キーンと渡辺崋山」展につきましては、こちらの記事もお読みください。
展覧会「ドナルド・キーンと渡辺崋山」に行ってきました!12月3日(日)まで開催してますよ~

ということで、全くNO PLANで明けた2024年ですが、大河ドラマのお陰で、ひとつテーマができた感じですね。