将棋 藤井聡太さん あっぱれ!史上初10代で四冠!!過去の四冠達成者5人って誰❓八大タイトルって何❓

将棋棋士の藤井聡太(ふじい そうた)さんが、19歳3ヶ月四冠(棋聖、王位、叡王、竜王)を達成しました❣

四冠達成は羽生善治九段以来の28年ぶり
10代での四冠達成は史上初です!

また四冠は現役棋士では最多冠のため、藤井聡太棋士は10代にして日本将棋連盟の序列1位現役プロ棋士172人の頂点)となりました!
あっぱれ!

第34期竜王戦7番勝負は山口県宇部市にて、藤井聡太三冠と豊島将之(とよしま まさゆき、31歳)竜王との間で行われていましたが、11月13日(土)の第4局に藤井聡太三冠が勝ち、全勝で竜王を奪取しました!

翌日(11月14日)の中日新聞(しまの介は東海地方在住)は、一面トップ記事で藤井聡太棋士の四冠達成を伝えました。
( 藤井聡太四冠は愛知県瀬戸市、豊島将之前竜王は愛知県一宮市と、2人とも東海地方出身です)

以下、この中日新聞の記事を出所に、今回の四冠達成ついて「しまの介流」にまとめてみました。

まず藤井聡太棋士の四冠達成までの道のりですが、
17歳11ヶ月 棋聖獲得(タイトル獲得最年少記録)
18歳01ヶ月 王位獲得(二冠達成:最年少記録)
19歳01ヶ月 叡王獲得(三冠達成:最年少記録)
19歳03ヶ月 竜王獲得(四冠達成:最年少記録)
と、次々と最年少記録を塗り替えてきました。

ちなみに叡王も豊島将之棋士から奪っています。
といっても、豊島将之棋士は昨年までは藤井四冠に公式戦六戦全勝だったんです。
しかし今年は二冠を奪われることになっちゃいました。

四冠達成の藤井棋士ですが、対戦後に将棋とは何かと問われて、「本当に奥が深くて、どれだけ考えても分からない。指すごとに新しい発見を与えてくれるもの」と答えたとのこと(中日新聞31面)。

天才にしてこの発言。しまの介は将棋も碁もまったくやらないのでわかりませんが、将棋って奥が深いんですね。

ところで、四冠達成は史上6人目とのことです。
では過去に四冠を達成した5人とは誰なんでしょうか?
そして四冠を達成した時の年齢はどうだったのでしょうか?

 四冠達成日           
①1960年09月20日 大山康晴(故人)37歳6ヶ月(四冠達成時の年齢)
②1973年09月05日 中原 誠(引退)26歳0ヶ月
③1985年01月08日 米長邦雄(故人)41歳6ヶ月
④1992年02月28日 谷川浩司    29歳10ヶ月
⑤1993年07月19日 羽生善治    22歳9ヶ月   

将棋も碁もやらないしまの介でも、上記の5人の名前は知っています。

特に米長邦雄棋士については、しまの介が30代の頃でしたか、職場の上司に同氏の著書「人間における勝負の研究」を勧められた記憶があります(読んでませんが…)

今までの最年少記録は、1993年に達成された羽生善治棋士の22歳9ヶ月です。
大山棋士が37歳6ヶ月米長棋士が41歳6ヶ月で四冠達成した時代ですから、羽生棋士の記録更新はテレビ・新聞などで大騒ぎだったと記憶してます。

今回の記録更新はその時以来28年ぶりで、3歳6ヶ月も縮めました!

今年の東京オリンピックも10代が活躍しましたが、今の10代って凄いですね!

藤井棋士が今回奪取した竜王というのは、将棋の八大タイトルの中でも最高位だそうですね。

その八大タイトルって何でしょうか?

日本将棋連盟のHPの中の「将棋界について」を見ますと…

竜王戦(読売新聞)
名人戦(朝日新聞・毎日新聞)
王位戦(新聞三社連合)
王座戦(日本経済新聞)
棋王戦(共同通信)
叡王戦(㈱不二家)
王将戦(スポーツニッポン・毎日新聞)
棋聖戦(産経新聞)
(注:()内は主催社)
以上の8つが八大タイトルとのことです。

藤井棋士はその半分を10代にして獲得しちゃいました!
残るは名人王座棋王王将の四タイトルですね。

今後の活躍が楽しみですね~