最高裁判所裁判官 国民審査の公報を見て「おやっ」と想ったこと 明日が投票日ですよ~

先日、中日新聞(しまの介は東海地方に在住です)の新聞折り込みに「最高裁判所裁判官国民審査公報」が入っていました。
現在、第49回衆議院議員総選挙(投票日10月31日)の真っ最中です。選挙に合わせて最高裁判所裁判官11人についても国民審査が行われるため、公報が入ってたんですね。
この公報には裁判官11人のプロフィールが掲載されてましたが、これを見てしまの介は「おやっ」と想いました。
①まず裁判官11人の年齢です。
えぇ~、しまの介と同世代じゃん」と気づきました。
しまの介と同じ64歳は2人ですが、63歳3人、65歳2人、66歳2人、67歳2人と、すべて60代の裁判官です。
しまの介のイメージとしては、最高裁の裁判官なんて70代が主流と思ってたので、意外‼でした。
「へーえ、自分の世代が国の裁判の最終判断を担う立場になっているんだ」と感慨深かったですね。
同世代として誇らしく感じる一方で、彼我のギャップ(方や最高裁裁判官、方や無職の年金生活者)に寂しさも感じましたね(まぁ、人それぞれですと自分を慰めてますが…)。

②また裁判官11人の経歴もそれぞれですね。みんな裁判官上がりで最高裁に出世したのかと思ったら、裁判官上がりは3人のみ
検察官から3人、弁護士から3人、学者と役人から各1人が最高裁の裁判官に任命されているんですね。

11人のすべてが「裁判官としての心構え」をお書きになっていましたが、おひとりだけ「趣味など」として山歩き、プランターでの花栽培を書かれた裁判官がいました。固い職業の方達なので親しみを感じますね。

ところで、国民審査は1949年に制度が開始されて以来、「罷免」された裁判官は1人もいません
そりゃそうですよね。その裁判官がどんな判決をしたかなんて知りませんから、審査のしようがないですよね。

ところが今回は判断材料となる争点があるんですね。
夫婦別姓」と「「一票の格差」について、今回の審査対象の裁判官で判断が分かれています。
「夫婦別姓」を認めないのは合憲か違憲か「2019年参院選の一票の格差(最大3.0倍)」は合憲か違憲かっていう争点ですね。

これについてはどの裁判官がどんな判断を下したのか、ネットに掲載されています。投票の参考にしてください。

投票日は明日です。
が、しまの介は既に期日前投票をすませてきました。
国民審査は誰に✖をつけたかは内緒ですが、
衆議院選挙と共にその結果はどうなりますか。
楽しみですね~