昨日(1月28日)千秋楽を迎えた、令和6年(2024年)初場所は、優勝決定戦のすえに横綱「照ノ富士」が、4場所ぶり9回目の優勝を飾りました!
しまの介は残念ながら、千秋楽をオンタイムで観ることはできませんでしたが、テレビ各局のスポーツニュースで、何度もその取り組みを観ました。
初場所は2敗が3人並んで、千秋楽を迎えました。
横綱「照ノ富士」、大関「霧島」、関脇「琴ノ若」の3人です。
千秋楽の取り組みは、
①関脇「琴ノ若」✖前頭4「飛猿」
➁横綱「照ノ富士」✖大関「霧島」
①は関脇「琴ノ若」の勝ち。
➁は横綱「照ノ富士」の勝ち。
これにより、2敗どうしの横綱「照ノ富士」と関脇「琴ノ若」の優勝決定戦となりました。
そして決定戦に勝ったのは、横綱「照ノ富士」でした。
本割(ほんわり)で大関に勝ち、優勝決定戦で関脇に勝っての優勝です。
実は、横綱「照ノ富士」は関脇「琴ノ若」とは前日の14日目に対戦しており、勝っています。
前日に続く連勝です。
一方、関脇「琴ノ若」は横綱「照ノ富士」には過去一度も勝ったことがなく、今場所も14日目と千秋楽と2度も対戦しながら、また勝てませんでした。
関脇「琴ノ若」がそんなに弱いのかといえば、そうではなく、3場所33勝以上という大関昇進基準を今場所クリアして、大関昇進を確実にしました。
褒めるべきは、横綱「照ノ富士」ですね。
千秋楽で対戦した大関「霧島」は、今場所の成績次第では、横綱昇進がかかった場所でした。
そして、その実力通りに、千秋楽まで優勝争いに残った実力者です。
そして、前述した成長株の関脇「琴ノ若」です。
この両力士を連続で負かしての優勝です。
横綱の実力を見せつけましたね!
あっぱれです!!
最近は、実力が拮抗してきているのか、場所ごとに優勝力士が変わり、以前のような「横綱」の圧倒的な強さは期待できなくなったのかと思われましたが、今場所は違いましたね。
ちなみに、横綱「照ノ富士」は、192㎝、176㎏、32歳。
大関「霧島」は、186㎝、145㎏、27歳。
関脇「琴ノ若」は、189㎝、177㎏、26歳です。
(日本相撲協会のHPより)
夜のNHKの「サンデースポーツ」には、優勝した横綱「照ノ富士」が出演していました(これはオンタイムで観ました)。
そこで、視聴者から
「横綱は取り組みの時、緊張しないのですか?」
「緊張はどうやって解いているのですか?」
といった質問があり、答えていました。
横綱は、「納得いくまでやっているので、緊張は全くしない」と答えてました。
しまの介はこの回答に、「プロ意識」を感じましたね。
緊張しなくなるまで、けいこを重ねるってことです。
よくプロのしかも一流といわれるピアニストも、一日10時間以上?練習するんですよね。
才能のある人でも、さらに並の人の上をいく練習をする。
そうした精進があってこそ、自信がうまれて、本番でも緊張しない。
「玉磨かざれば光なし」ですね。