コロナ禍の中、東京オリンピック開催について直前まで賛否両論がありましたが、無観客で行うということで1年遅れでなんとか開催にこぎつけました。
開会式(23日(金))では、205もの国・地域が参加してくれているのを知り、その入場行進を観て感激しました。
率直な感想は、「えぇ~、こんなに沢山の国・地域が参加してくれるんだぁ。いつの間に来日したんだろう」という気持ちです。
連日のテレビ報道は日本国内でのコロナ感染者の報道が中心であり、あまり選手の来日報道は目立ちませんでした。またこのコロナ禍で出場を辞退する国・地域が続出しても仕方ない状況もあり、どれだけの国・地域が参加するんだろうと心配していました。
そんな中で、色とりどりの民族衣装に身を包んだ各国選手団がぞくぞくと入場行進してくるのを観て、本当に感動しました。
人類はコロナウイルスなんかに負けない。そんなものは跳ね飛ばす。そんな心意気が感じられました。
聖火の最終点火者はテニスの大坂なおみ選手でしたね。
父がハイチ出身、母が日本人ということで、大会理念である「多様性」の象徴として起用されたみたいですね。
また今大会から開会式の旗手は男女1人ずつの計2名が推奨されたみたいですね。
日本選手団の旗手もバスケの八村塁選手と、レスリングの須崎優衣選手の2人が旗手を務めていました。
それと、競技場上空にドローンを使って「大会エンブレム」と「地球儀」を描いたのにはビックリでした。
なんでも 1824台のドローンを使用したとのことですが、コンピータグラフィックではなく実機を使って描いたことに高度な技術力を感じました。
一方で選手団の中での感染クラスターも報じられており、リスクと戦いながらの開催となります。どうか無事に進行していくことを願うばかりです。
ところで、日本でのオリンピック開催は1964年の東京オリンピック以来、57年ぶりです。
1964年はしまの介は7歳でした。開会式は10月10日の土曜日。
しまの介は母親、母親のお友達とその娘さんの4人で開会式をテレビで観戦したことを未だに覚えています、
当時の自宅のテレビはまだ「白黒テレビ」でしたね。
当時の選手入場は今と違って整然と列をなして行進するもので、日本の大選手団がお揃いのブレザーと白いハットをかぶって、整然と会場に入場してきた様はとても誇らしく、今でも覚えています。
あれから57年、また日本でオリンピックが開催され、それを観戦できるとは…
開会式前にすでに始まった試合では、女子ソフトボールが2勝、女子サッカーが勝ち点1、男子サッカーが勝ち点3をあげています。
頑張れニッポン!!