甲子園、初出場初勝利の「浜松開誠館高校」の校歌に涙…

2023年の夏の全国高校野球(第105回)も、ベスト8が出揃い佳境になってますね。

ところで、8月10日には甲子園初出場の「浜松開誠館高校」(静岡県)が初戦を迎えました(対戦相手は「東海大熊本星翔高校(熊本県))。

たまたまテレビをつけたら、この試合をやっていたので観るともなく、つけたままにしていました。

まぁ、しまの介は東海地方在住なので、浜松開誠館高校が勝てばいいなとは思って、ちらちらと観てました。

それにしても、同校のチャコールグレーのユニホームは目新しかったですね。

結局、5対2で「浜松開誠館高校」が逆転勝ちして、甲子園初出場で初勝利を果たしました!

それはそれで良かったのですが、しまの介にとっての事件(?)は、ゲームセット後に起きました!

勝利校の校歌が流れる前に、校歌の作詞・作曲者がテレビ画面に表示されますよね。
普段はあまり見ないのですが、その時はなぜか目に入りました。

そしたら、作詞・作曲者が「小椋佳」と書かれてました。
そう、あのシンガーソングライターの「小椋佳」(79歳)です!

それを見たとき、「えぇ~、「小椋佳」?」
「「小椋佳」に校歌作成を依頼したんかぁ」
「そういえば小椋佳は、第一勧銀(現 みずほ銀行)に勤めていた時に、浜松支店長だったから、そのご縁で依頼したのかなぁ? 」
「へえぇ~」と興味津々となりました。

そして流れる校歌を聴いているうちに、なんとが出てきちゃいました。

しまの介は今年66歳
涙腺がかなり緩くなってるんでしょうか?

それもあるでしょうが、軽快なメロディーに乗って歌われた歌詞が良かったです。

生きていく礎 積み上げるこの青春
徳の獲得
人を敬い 人を愛し

素晴らしい歌詞です!

いい校歌をもってるなぁ」と、図らずも「うるうる」しちゃったのでした。

言葉って大事ですよね。
どんな言葉を自分にかけるか。
それも多感な青春時代に。

特に校歌は在校中に何度も歌うわけですから、その校歌にどんな言葉が使われているか。
それって、大事だと思います。

青春時代は、勉強だけじゃなくて、全人的な礎作りが大事だと、この年になってつくづく思います。
「徳」の育成とか「敬天愛人」の精神。

そんなことを、さらっと歌詞にしてますね。

ちなみに、しまの介が卒業した高校は設立が明治時代のせいか、校歌も小難しくて堅苦しかったですねぇ。

そういえば、甲子園常連の大分県の「明豊高校」の校歌は、やはりシンガーソングライターの「南こうせつ」が作曲してますね。
(作詞は妻の「南 育代」さんみたいです)

校歌名は「明日への旅」。
この校歌も聴くと、鳥肌が立ちます。

ところで、「浜松開誠館高校」の2回戦は、「北海高校」(南北海道代表)と8月14日に対戦しました。

結果は、3対2で惜しくも9回にサヨナラ負けをしてしまいました。

来年、また甲子園であの校歌が聴けることを願ってま~す。