2022年(令和4年)の大相撲初場所は、1月20日(木)に12日目を終えました。
12日目を終えての上位の結果は以下の通り。
2敗 照ノ富士(横綱)、 御嶽海(関脇) 、阿炎 (前頭6)
3敗 琴ノ若(前頭14)
4敗 阿武咲(前頭5)、豊昇龍 (前頭6)、 宝富士(前頭7)、石浦(前頭12)、琴恵光 (前頭17)
照ノ富士(てるのふじ、横綱)、御嶽海(みたけうみ、関脇)、阿炎 (あび、前頭6)の3人が2敗で並んでいます。
しまの介の今場所の注目は、①横綱照ノ富士が、横綱昇進後3場所連続で優勝を飾るのか(注1)、②関脇御嶽海が大関昇進を決めるか(注2)といったところです。
(注1)もし照ノ富士が新横綱から3場所連続で優勝を決めた場合、栃木山(とちぎやま、27代横綱)以来103年ぶりの快挙となります。
(注2)関脇御嶽海の直近3場所の成績⇒先場所(九州場所)11勝4敗、秋場所9勝6敗、名古屋場所8勝7敗。
大関昇進基準「3場所連続で三役(関脇・小結)の地位にあり、その通算勝ち星が33勝以上」
この基準に照らすと、御嶽海は今場所13勝以上が必要です。
11日目を終えた段階では、
1敗 照ノ富士(横綱)、御嶽海(関脇)
2敗 阿炎 (前頭6)
でした。
優勝争いは 照ノ富士(横綱) と 御嶽海(関脇) に絞られてきたかなと思われました。
しかし昨日の取り組みで様相がかわってきたのです。
昨日12日目の取り組みです。
御嶽海(関脇) ×阿武咲(前頭5)
隆の勝(関脇) × 阿炎 (前頭6)
照ノ富士(横綱) × 明生(小結)
まず、御嶽海(関脇)が阿武咲(前頭5)に「引き落とし」で敗れました。
立ち合いでガチンコしてから、御嶽海はバタッて倒れちゃいましたね。
これで 御嶽海(関脇) は2敗に後退しました。
阿炎 (前頭6)は、隆の勝(関脇) に「突き出し」で勝ち、2敗をキープしました。
突きで突進して、隆の勝を圧倒しましたね。
そして照ノ富士(横綱) は、なんと明生(小結) に「肩透かし」で敗れたんです。
照ノ富士が勢いよく追い込んだのですが、土俵際で明生がひょいとかわしました。
これで3力士が2敗で並びました!
阿炎 (前頭6) は先場所は12勝3敗で好調をキープしています。
先場所は横綱照ノ富士に対しても善戦しました。
ひょとして優勝なんてことになるかもしれません。
本日(1月21日)13日目の取り組みです。
御嶽海(関脇) × 阿炎 (前頭6)
照ノ富士(横綱) × 隆の勝(関脇)
なんと!
2敗同士の御嶽海と阿炎の直接対決が組まれました!
今日で優勝争いがまた絞られますね。
楽しみですね~
記事参照:日本相撲協会 https://sumo.or.jp
(取組結果、星取表、番付表)