大相撲2021九州場所 横綱照ノ富士あっぱれ!全勝優勝

大相撲九州場所は2年ぶりの開催となりました( 昨年(2020年) 11月は新型コロナの感染拡大により福岡開催中止。代わりに国技館で開催)。

13日目を終えての優勝争いは、13戦全勝の照ノ富士(てるのふじ、横綱) 、12勝1敗の阿炎(あび、前頭15) 、11勝2敗の貴景勝(たかけいしょう、大関)の3人に絞られました。

14日目は照ノ富士と阿炎の直接対決となりました。
今場所の阿炎は、立ち合いでの当たりと押しの勢いが半端ない感じです。

横綱照ノ富士との一戦も立ち合いから一気に土俵際まで追い詰め、あと一押しという所でしたが横綱が押し倒しました。
この瞬間に照ノ富士が2場所連続6度目の優勝を決めました。

千秋楽は14戦全勝の横綱照ノ富士と、12勝2敗の大関貴景勝の取り組みでした。

貴景勝は肩口からの突きで照ノ富士を土俵際まで飛ばすという場面もありましたが、最後は横綱が押し出して勝利しました。

この勝利により、照ノ富士は自身初となる15戦全勝での優勝となりました!
新横綱からの連覇は大鵬以来59年ぶり
全勝で連覇した力士は83年前の双葉山以来とのことです(中日新聞より)。
あっぱれ!

これで今年は4場所(春・夏・秋・九州)で、照ノ富士の優勝となりました。
(初場所の優勝は大栄翔、先々場所(名古屋場所)の優勝は横綱白鵬(9月30日に現役引退))

九州場所の10勝以上の力士は以下の通りです。

15勝   照ノ富士(29歳・横綱)
12勝3敗  貴景勝(25・大関) 、阿炎(27・前頭15)

11勝4敗  御嶽海(28・関脇) 、隆の勝(27・前頭2)、 北勝富士(29・前頭12)
10勝5敗  宇良(29・前頭7)
(注)番付の前の数字は年齢。

敢闘賞には阿炎(3度目)と隆の勝(2度目)が選ばれました。
技能賞には宇良(初)が選ばれました。
宇良は「あしとり」「とったり」「かたすかし」などと多彩な技を持っており、観ていても楽しいですね!
殊勲賞の該当者なし。

初場所の予想番付(中日新聞より)では、隆の勝(たかのしょう)は関脇に返り咲きそうです。
宇良(うら)は前頭筆頭になりそうですね。

関脇御嶽海(みたけうみ)は先場所は9勝6敗。
大関昇格基準は3場所33勝以上が一応の目安ですから、来年の初場所に13勝以上すれば大関もみえてきますかね。

残念なのは、関脇の明生(めいせい・26歳)が今場所は7勝8敗と負け越し。来場所は小結に降格の見込みです。

また今場所小結に昇格した霧馬山(きりばやま・25)は6勝9敗のため前頭2に、やはり小結の逸ノ城(いちのじょう・28)は5勝10敗のため前頭4に降格の見込みです。

また先場所活躍した幕内3力士のうち、阿武咲(おおのしょう・25歳、先場所10勝5敗 前頭6→今場所 前頭2) は5勝10敗。

妙義龍(みょうぎりゅう・35、先場所11勝4敗 前頭10→ 今場所 前頭3)は2勝13敗
と2力士は今場所は不振でした。

一方、遠藤 (えんどう・31、先場所11勝4敗 前頭11→今場所 前頭4) は8勝7敗と勝ち越し。来場所は前頭2枚目に昇格の見込みです(中日新聞の「初場所予想番付」より)。

それと大関正代(しょうだい・30)。今場所は地元開催(熊本県宇土市出身)だっただけに活躍が期待されましたが、結果は9勝6敗。

今年の成績は初場所11勝4敗、春場所7勝8敗、夏場所9勝6敗、名古屋場所8勝7敗、秋場所8勝7敗。

昨年の11月場所(新型コロナ感染拡大のため福岡開催は中止。国技館で開催)に大関に昇進したものの、ケガで途中休場。
今年になって二桁勝利を挙げたのは初場所のみ。2度もカド番になってます。

以前は気が向いたら相撲を観るという感じでしたが、昨年(2020年)3月頃から新型コロナが感染拡大する中での巣ごもりもあって、しまの介は相撲を毎場所観るようになりました。
特に昨年の正代や隆の勝の活躍も熱心にテレビ観戦するきっかけになっています。

なので、正代には大関として毎場所二桁勝利を挙げて、優勝争いに絡んでほしいですね。

ちなみにしまの介は、生で相撲観戦したことが3回あります(すべて名古屋場所、しまの介は東海地方在住)。

1回目は「升席」で観たのですが、あまりに土俵が遠かったので、その後の2回は奮発して「溜まり席」で観ました。
向こう正面の真ん中付近、土俵下から5列目❓の「溜まり席」で観た時は、テレビに映りましたね(ビデオに録ってあります(笑))。

そういえば、今場所は俳優の大村崑さんが向こう正面西側の「溜まり席」にいましたよね。

ネットでも話題になってたので、たぶん大村崑さんだと思います。

来年の初場所は誰が優勝しますかね~
誰が活躍しますかね~
楽しみですね~