街にかぐや姫の「神田川」の曲が流れる1970年代後半、しまの介は東京で四畳半の下宿(※)に住み、大学に通っていました。
あれから40年、今年で64歳になりました。
(※)しまの介が住んでいた下宿は1階に大家さんが住んでおり、間借り部屋が1階に1部屋、2階に5部屋ありました。
しまの介は2階の一番奥の部屋に大学の4年間、間借りしてました。
炊事・洗濯場とトイレは共同、お風呂は風呂屋(銭湯)の利用です。
まさに「神田川」の歌詞の世界。残念ながら彼女はいませんでしたが…
64歳といえば、ビートルズのポール・マッカートニーも「When I’m sixty-four」という曲で、64歳の心境を歌ってますね。
しまの介の心境は、海援隊の曲「思えば遠くへ来たもんだ」の歌詞の通り。
遠く(64歳)まで生きてこられたという感慨と、「この先どこへいくのやら」という期待と不安。
期待よりも老いてゆく不安の方が大きいですかね。
人の一生はぶっつけ本番。どんな人生になるのか、いつまで生きられるのか、どうやって生きていくのか。
その時その時に最善の選択をしてきたようでも、生きてみなければわかりません。
高村光太郎の詩集『道程』のように「僕の前に道はない」のです。「道」は自分でつくっていくしかない。
しまの介もそれなりに迷いながら悩みながら生きてきました。
64歳になってブログを始めるなんて思ってもみなかったことです(いつまで続けられるかわかりませんが…)。
新型コロナウイルスの流行で巣ごもり生活を強いられなかったら、ブログを始めることもなく、アルバイトや旅行で時間を費やしていたと思います。
しまの介はこのブログで、このぶっつけ本番の不確かな人生を少しでも「より良く、より楽しく生きていく」ための情報を、自分の体験も含めて発信していけたらと思っています。
高杉晋作の辞世の句「おもしろき こともなき世を おもしろく」ではないですが、面白く生きるための知識・知恵やヒントを発信できたらと思っています。
少し自己紹介をいたします。
大学では「経済学」を専攻しました(必須科目の「経済数学」はなぜか”優”でしたが、数学が超苦手な文系人間です)。
3年生頃から関心は経営学にも広がっていきました。
1社勤務のサラリーマン生活を36年5カ月(長かった~)送りましたが、定年の60歳まであと5カ月という段階で、仕事量のはんぱない多さにヘトヘトになり自己都合退職しちゃいました。
その後パート勤務などを経て、新型コロナウイルスの流行を機に昨年(2020年)の4月から完全リタイア状態となっています。東海地方在住。
資格は「中小企業診断士」と「キャリアコンサルタント」の2つの国家資格を持っています。
両資格ともに40代に取得しました。
「中小企業診断士」の資格は、大学時代の経営学への興味と、経営コンサルタントへの憧れから取得した資格ですね。
実は、大学在学中にも「中小企業診断士」の資格取得を目指して、受験講座にも通ったのですが、その時は挫折して受験もしませんでした。
「キャリアコンサルタント」 の資格は、当初はCDAという民間資格の取得でしたが、2016年に国家資格に移行しました。ラッキー!!
2つの資格を活かして収入を得ることも考えないこともないですが、外出自粛の現状では知識・知見をブログに反映できればいいかなと思っています。
趣味は旅行、コンサート通い、ギター弾き語りを少々です。
新型コロナウイルスの流行によって、旅行とコンサート通いが自由にできないのが非常につらいですね。
海外へは40代から本格的に行きはじめました(全てお気軽なパックツアー)。
ヨーロッパの旧市街の街並みが大好きで、今までにヨーロッパを中心に40数か国(うち30か国ほどはリピート訪問)を観光しています。
なお本記事のカテゴリー名「想いつ記」は、しまの介が大学4年の時から書き始めた日記(といってもたまにしか書きません)に当時つけた名前です。
これからの「心にうつりゆくよしなしごと」(吉田兼好 「徒然草」序の段より)を、 「想いつ記」 のカテゴリーで書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。