2024年大相撲の振り返りと、2025年の見どころとは?(しまの介の独断ですが…)

2024年は各場所ごとにブログを書けなかったので、年末の本日にまとめてみました。

2024年の《優勝力士》

【初場所(1月)】 
横綱 照ノ富士(9度目)
13勝2敗+決定戦

【春場所(3月)】 
前頭17枚目 尊富士(初)
13勝2敗

【夏場所(5月)】
小結 大の里(初)
12勝3敗

【名古屋場所(7月)】
横綱 照ノ富士(10度目)
12勝3敗+決定戦

【秋場所(9月)】
関脇 大の里(2度目)
14勝1敗

【九州場所(11月)】
大関 琴櫻(初)
14勝1敗+決定戦

優勝力士にみる2024年の大相撲
その特徴は以下の3点に絞られるかと思います。

①3場所連続休場していた横綱「照ノ富士」(32歳)が、初場所・名古屋場所と横綱の底力をみせつけて、2度優勝。

しかし、秋場所、九州場所は連続休場しまして、年齢的にも世代交代を予感させます。

②大いちょうを結えない、ちょんまげ力士2人「尊富士(たけるふじ)」と「大の里」の優勝!

春場所に優勝争いに絡んだ「尊富士」(24歳)と「大の里」(23歳)。
しまの介は全く知りませんでした。

尊富士とは何者?』と思いましたね。
またモンゴル力士が頭角を現したのかと…

そんなことはなく、青森県出身。
知らないはずで、春場所に新入幕を果たした力士。

名前がいいですね!
日本武尊(やまとたける)の「」の字を使っています。
「富士」がつきますから、横綱「照ノ富士」と同じ伊勢ケ浜部屋です。

それが、あれよあれよと勝ち進み、14日目の取組で右足首を痛めたものの、千秋楽で勝って優勝!

なんと!
新入幕力士の優勝は110年ぶりという快挙を成し遂げました。

(注)1914年(大正3年)夏場所で、新入幕で優勝した「両国」以来です。

その後の場所は痛めた足首のため、2場所休場しましたが、秋場所は十両優勝。
九州場所は幕内に復帰しました。
実力、ありますね。

それと「大の里」
こちらも知らないわけで、去年、大学(日本体育大学)を卒業したばかり。

といっても、2年連続アマチュア横綱の実力と、身長192cm、181kgの巨漢を活かして、
今年2回も優勝を果たし、大関に昇進しました。

③九州場所優勝の大関「琴櫻」(元 琴ノ若)は、来場所は綱取り挑戦の場所になります。

《「琴櫻」の2024年の成績》
1月場所 13勝2敗

大関に昇進
3月場所 10勝5敗

琴櫻」を襲名
5月場所 11勝4敗

7月場所 10勝5敗
9月場所  8勝7敗
11月場所 14勝1敗(優勝)

久しぶりの日本人の横綱誕生かと期待されます。

準優勝の大関「豊昇龍」も、成績いかんで横綱昇進が決まるみたいですね。

2025年大相撲の見どころ
(しまの介の独断ですが…)

①初場所は、大関「琴櫻」と大関「豊昇龍」は共に横綱昇進を賭けた場所になります。
横綱昇進となるのか!?

②さらに大関「大の里」が、2025年度内に横綱昇進となるのか!?

③「尊富士」の活躍はどうか?

③その他力士では、

●名古屋場所で横綱「照ノ富士」と優勝決定戦となり、九州場所でも二桁勝利を挙げた「隆の勝」が活躍するか。

●怪我から復帰し、夏場所に十両優勝して幕内復帰した、幕内優勝経験者の元関脇「若隆景」が活躍するか。

などなど…
大相撲が面白くなってきましたね!

初場所は1月12日からですよ〜