一昨日(2月25日)に、日本相撲協会は春場所(大阪開催)の番付を発表しました。
そこで、しまの介は先場所(初場所)、幕内での【勝ち越し力士】が、春場所はどう番付が変わったのか、検証してみました。
【初場所 幕内 勝ち越し力士】
春場所番付
12勝3敗 春場所番付
大関 豊昇龍 ⇨ 横綱
前頭3枚目 王鵬 ⇨ 関脇
前頭14枚目 金峰山 ⇨ 前頭5枚目

◉優勝決定戦に残った前頭3枚目 王鵬は、初めて関脇に昇進しました。
関脇昇進は喜ばしいことですが、前頭から小結を飛び越して、いきなり関脇になれるんですね😯

◉優勝決定戦に残った前頭14枚目 金峰山(カザフスタン出身)は、前頭5枚目に昇進しました。
11勝4敗 春場所番付
関脇 大栄翔 ⇨ 関脇
前頭筆頭 霧島 ⇨ 小結

◉関脇 大栄翔は、関脇の地位を維持。
あまり話題になりませんが、これで3場所連続の関脇です。
ぜひ大関に昇進してほしいですね。

◉元大関で前頭筆頭 霧島は、小結まで戻しました。
10勝5敗 春場所番付
大関 大の里 ⇨ 大関
前頭11枚目 尊富士 ⇨ 前頭6枚目
前頭14枚目 伯桜鵬 ⇨ 前頭9枚目

◉大関 大の里は、大関の地位を維持。
横綱昇進を目指します。

◉前頭11枚目 尊富士(たけるふじ)は、前頭6枚目に昇進しました。
5枚昇進ですが、実力的にはもっと上げてもいいような…

◉前頭15枚目 伯桜鵬(はくおうほう)は、前頭9枚目に昇進しました。
「令和の怪物」と呼ばれてるみたいで、今後の活躍が期待されますね!
9勝6敗 春場所番付
前頭5枚目 千代翔馬 ⇨ 前頭2枚目
前頭10枚目 玉鷲 ⇨ 前頭7枚目
前頭17枚目 錦富士 ⇨ 前頭13枚目

同じ9勝6敗なのに、
千代翔馬、玉鷲は3枚昇進。
錦富士は4枚昇進しています!
8勝7敗 春場所番付
前頭3枚目 豪ノ山 ⇨ 前頭2枚目
前頭6枚目 高安 ⇨ 前頭4枚目
前頭6枚目 一山本 ⇨ 前頭4枚目
前頭9枚目 欧勝馬 ⇨ 前頭8枚目
前頭12枚目 錦木 ⇨ 前頭10枚目
前頭13枚目 湘南乃海⇨前頭10枚目

う〜ん 面白いですね!
同じ8勝7敗でありながら、
3枚昇進した力士(湘南乃海)、
2枚昇進した力士(高安、一山本、錦木)
1枚しか昇進していない力士(豪ノ山、欧勝馬)
がいる。
これを知りたいために、本記事を作成したんです!

前頭の上位力士が昇進枚数が少なくなるわけでもないんですよね。
同じ1枚しか昇進していない豪ノ山は前頭3枚目で、欧勝馬は前頭9枚目ですから…
先場所の成績も関係するのですかね?
力士にしてみれば、せっかく勝ち越したのに期待した昇進が得られなくて、ガッカリしてる力士もいるでしょうね。
そこんところは、サラリーマンの昇進と同じですかね。
『負け越した力士』の番付は、
どうなった?
5勝10敗 春場所番付
大関 琴櫻 ⇨ 大関(カド番)
6勝9敗
関脇 若元春 ⇨ 前頭筆頭
7勝8敗
小結 阿炎 ⇨ 小結
7勝8敗
小結 若隆景 ⇨ 前頭筆頭

初場所が好成績なら、横綱昇進が期待された琴櫻は、大幅な負け越しで、春場所は一転してカド番!
頑張ってほしいですね。

関脇 若元春も、初場所が好成績なら、大関昇進もあリ得たのですが…
小結への降格ではなく、一気に「前頭筆頭」に落ちちゃいました。
厳しい〜〜

阿炎は負け越したにもかかわらず、小結維持となりました。

小結 若隆景の前頭筆頭への降格は、納得できますね。
春場所は3月9日が初日です。
楽しみですね〜

初場所の上位力士の成績については、上記記事もお読みください。
◉初場所優勝した大関 豊昇龍は、第74代横綱に昇進しました。
優勝回数2回で横綱昇進です。
「もう一場所、様子をみたらどうか」、という意見もあったようですが…
初場所6日目に横綱 照ノ富士が引退表明し、横綱不在となること、
今年はパリ巡業もあるため、
横綱が必要という面もありますかね?