昨日(5月12日)から、東京の両国国技館で大相撲の夏場所が始まりました。
今場所は上位陣(1横綱4大関)が、全員出場で始まりました。
横綱:照ノ富士(2勝5敗8休)
大関:豊昇龍(11勝4敗)
琴桜(10勝5敗)
貴景勝(8勝6敗1休)
霧島(5勝10敗)
()内は先場所の勝敗。
ところが、初日から1横綱4大関全員が敗れるという大波乱の幕開けとなっちゃいました!
さらに2関脇(若元春、阿炎)も敗れたため、関脇以上全員が初日に黒星発進となりました。
横綱・大関が5人以上出場して初日全滅したのは、昭和以降では初めてみたいですね。
(初日以外の全滅は、平成18年秋場所にあったみたいです)
そして、このブログを書いている間に、Yahooニュースを見たら、横綱「照ノ富士」と大関「貴景勝」の休場が発表されました。
今場所の入場券は既に完売とのことですが、2日目から横綱・大関に休場者が出ました。残念ですね。
初日の上位陣の取り組みは、
①霧島✖豪ノ山(前頭2)
➁貴景勝✖平戸海(前頭2)
③琴桜✖大栄翔(前頭1)
④豊昇龍✖熱海富士(前頭1)
⑤照ノ富士✖大の里(小結)
でした。
①霧島は先場所は首を痛めていたこともあり、負け越し。今場所はカド番となります。依然として首が悪いのか、豪ノ山にあっけなく「押し出し」で敗れました。
➁貴景勝は先場所は「カド番」でしたが、8勝でなんとか脱出。期待の今場所でしたが、平戸海に「押し出し」で敗れました。以前から痛めている首の状態が良くないのですかね。
③琴桜は、大関2場所目。先場所まで「琴ノ若」を名乗っていましたが、今場所から元横綱で祖父のしこ名「琴桜」を襲名。
襲名後の初戦でしたが、先場所は小結であった大栄翔に「押し出し」で敗れました。
④豊昇龍は、先場所は優勝争いに絡みました。なので今場所も体調は良いはずなのですが、熱海富士に「上手投げ」で敗れました。
⑤照ノ富士は、先場所は腰痛のため途中休場。今場所は場所前から左わき腹痛もあり、稽古総見に1番も相撲を取らず、ぶつかり稽古もしていないとの情報で、体調は万全ではない模様。
このためか、新小結の大の里にぐいぐい押されて、「すくい投げ」で敗れました。
大の里は新入幕から6場所で小結。先場所は散切り頭、今場所はちょんまげで、まだ大イチョウが結えません。
なお、先場所110年ぶりに新入幕優勝した尊富士(たけるふじ)は、先場所14日目に痛めた右足首痛により休場。
また小結に返り咲いた元大関の朝乃山も休場しています。
相撲は格闘技のためケガはつきものですが、ケガでの休場は残念ですね。
しかしケガをするかしないかも、実力のうちということなんでしょうか。
あと最近感じるんですけど、横綱は別として、大関陣とそれ以下の力士の実力の差があまり無くなっている気がしますね。
現在の大関陣で位を長くキープしてるのは、貴景勝だけですね。
高安、御嶽海、正代など皆、大関をキープできずに陥落してますね。
そして、カンバックできない。
霧島、大丈夫かな?
今場所の番付(高安:前頭3)(御嶽海:前頭7)(正代:前頭9)
それにしても、大の里の強さが際立ちますね。
早く「横綱」になってほしいです。