
それでも、
千秋楽(5月25日)は、横綱豊昇龍に痛恨の1敗を喫し、全勝優勝を逃しました😫
その取り組みですが、
立ち会い直後は、大の里が攻め込みましたが、
豊昇龍が押し返し、
「上手捻り(うわてひねり)」で大の里を破りました。
今年の「春場所」に、
ひと足早く横綱に昇進した豊昇龍が、意地をみせましたね!

大関大の里としては、
全勝優勝をしたかったでしょうが、この1敗で、気が引き締まり、却って良かったのではないでしょうか❓️
なんせ、
史上最速の横綱昇進を
全勝優勝で決めた!
となったら、
驕り高ぶっちゃいますからね〜
(大の里はそんなことないか❓️)

というわけで、
恒例の今場所(5月場所)の
勝ち越し力士について記載いたします。
以下の19力士です!
【14勝1敗】
大の里(大関) 優勝
【12勝3敗】
豊昇龍(横綱) 若隆景(小結)
【11勝4敗】
霧島(関脇) 安青錦(前頭9)
【10勝5敗】
大栄翔(関脇) 欧勝馬(前頭5)
阿武刮(前頭8) 金峰山(前頭8)
佐田の海(前頭13)
朝紅龍(前頭17)
【9勝6敗】
明生(前頭10) 遠藤(前頭11)
狼雅(前頭14)
【8勝7敗】
琴櫻(大関) 伯桜鵬(前頭7)
熱海富士(前頭12)
隆の勝(前頭12)
時疾風(前頭13)

ちなみに、
横綱豊昇龍が3敗を喫した力士は❓️
夏場所、横綱豊昇龍を破った力士
3日目 | 王鵬 (前頭1) | はたきこみ |
4日目 | 阿炎 (前頭2) | ひきおとし |
12日目 | 霧島 (関脇) | うわてなげ |

では、
今場所の勝ち越し力士をみて、
しまの介が感じたことを、
以下に記載します。

まず、
優勝経験があるものの、
ケガで幕下まで陥落した若隆景(わかたかかげ)が、今場所は小結に復帰。
12勝をあげて、大関昇進の起点になる場所にしました!
若隆景は今場所、技能賞も受賞(下記)。
しかも6回目です!
実力の証しですね。
11日目には、優勝した大の里と対戦。
「よりたおし」で敗れましたが、土俵際までもつれた取り組みで、大の里も危なかったです。
辛勝でしたね!

ちなみに、
若隆景が3敗を喫した力士は❓️
夏場所、若隆景が3敗を喫した力士
初日 | 豊昇龍 (横綱) | おしだし |
9日目 | 阿炎 (前頭2) | ひきおとし |
11日目 | 大の里 (大関) | よりたおし |

要は、
阿炎以外は、横綱と大関に敗れただけです。
来場所が楽しみですね!

ちなみに、
阿炎(前頭2)は、
上記の豊昇龍(横綱)、若隆景(小結)を破り、今場所は7勝8敗。
元関脇で、優勝も1回してます。
頑張ってほしいですね!

つぎに、
元大関の霧島(関脇)。
11勝をあげて、大関復帰の起点となる場所にしました!

さらに、
関脇の大栄翔!
今場所は10勝と、二桁に乗せました!
そして、
これで8場所連続勝ち越しです!
関脇在位期間は
今場所で4場所目。
(その前の2場所は、小結)
直近3場所(1・3・5月場所)の通算勝ち星は、
11勝、9勝、10勝の計30勝。
大関昇進要件は、33勝以上。
3勝足りないのですが、
小結・関脇連続在位が6場所、
その6場所も含めて、8場所連続勝ち越し
の実績を評価して、
もう大関に昇進させてあげても
いいのではないでしょうか❓️
いずれにしても、
大栄翔も大関昇進の起点となる場所になりました!
大関大栄翔の先場所(3月場所)までの
7場所連続勝ち越しの軌跡
につきましては、下記の記事をお読みください。

あと、
外人力士の活躍ですね!
ウクライナ出身の
安青錦(あおにしき、前頭9)が
11勝4敗。
モンゴル出身の
欧勝馬(おうしょうま、前頭6)、阿武刮(おうのかつ、前頭8)
およびカザフスタン出身の
金峰山(きんぼうざん、前頭8)が、
10勝5敗。
ロシア出身の
狼雅(ろうが、前頭14)が
9勝6敗。

また、
ベテランの佐田の海(38歳、前頭13)は10勝5敗、
人気力士の遠藤(34歳、前頭11)は9勝6敗、
元関脇の明生(29歳、前頭10)も9勝6敗、
と頑張りました!

一方、
ちょっと残念なのが、
大関琴櫻。
先場所に続き、
今場所も8勝と、
勝ち越しがやっとで、
優勝戦線に加われてないことですかね😢
頑張れ! 琴櫻!

あと、尊富士(たけるふじ、前頭4)。
今場所は6勝9敗と、幕内に上がって、休場以外では初めて『負け越し』たことですかね。
ここまで順調に昇進してきたのですが、
今場所は自身の怪力への過信と、強引さが目立ちましたかね🤔
まぁ、いい取り組みはしてましたから、あと一歩でした!

それと、王鵬。
先場所は自身初の「関脇」に昇進したものの、6勝9敗で終わり、
今場所は「前頭1」に降格。
初日から3連勝、しかも
初日は琴櫻(大関)、
2日目は霧島(関脇)、
3日目は豊昇龍(横綱)
と上位力士に勝利。
これは「いける!」と期待したものの、4日目から7連敗😫
終わってみれば、7勝8敗と健闘したものの、
琴風さんに言わせれば、
「前年からの一番の成長株」
ということですから、
踏ん張ってほしいですね!

なお、
今場所の三賞力士は下記の通りです。
【三賞力士】
【敢闘賞】
安青錦(前頭9)2回目
佐田の海(前頭13)3回目
【技能賞】
霧島(関脇)4回目
若隆景(小結)6回目!
【殊勲賞】
該当者なし

以上、
2025年の夏場所(5月場所)の「勝ち越し力士」について記載いたしました。

次の名古屋場所(7月場所)は、
7月13日からですよ〜😊
今までの「愛知県体育館」から、
新しく完成した「IGアリーナ」で開催されます✌

おっと、
夏場所(5月場所)の
十両優勝者は❓️
【十両】
13勝2敗 草野 優勝

草野は、先場所に続き
2場所連続優勝です!
これで次回の名古屋場所は、
新入幕ですね!
役者が揃ってきました!!

また特集記事としまして、
【大相撲2025 初・春・夏3場所比較】
を配信したいと思っていますので、
お楽しみにしてください😊
2025年 夏場所(5月場所)は、
全勝を続けていた大関大の里が、13日目の5月23日に優勝を決めました!
先場所に続く2場所連続の優勝(通算4回目)で、横綱昇進を確実にしましたね!