

多くの方にお聴きいただきまして、誠にありがとうございます。
昨年までは昭和のフォークソングを中心に弾き語り配信してきました。
しかし、今年からは歌謡曲の配信も増やしていこうと思い立ちました。
その第1弾の曲でしたので、とても嬉しいです。

1000回再生を記念しまして、今回はこの曲及びこの曲がリリースされた「昭和42年(1967年)」の歌謡界の状況について、記述してみました。
なぜ2ヶ月で1000回視聴された?

1000回視聴されていますが、実はこの配信曲の「いいね」は2個です。
(ちなみに、4000回以上視聴されています松山千春の「雪化粧」の「いいね」は15個です)
つまり、しまの介の歌を気に入ってもらって再生回数が伸びたというよりも、「この曲自体」の魅力によって1000回聴いていただいた感じです。
『小樽のひとよ』の魅力
『小樽のひとよ』は、男性コーラス・グループ「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」によって、昭和42年(1967年)9月にリリースされました。
作曲はグループのリーダーである鶴岡雅義。
歌謡曲のジャンルとしては、「ムード歌謡」(後述)に分類されています。

この曲の魅力は、何でしょうか?
しまの介の独断ですが、
①鶴岡雅義のレキントギターによる叙情あふれるイントロや間奏
②ボーカルの三條正人の甘い声
③「ご当地ソング」となりますが、「札幌」ではなく「小樽」とした処に、より寂しさと郷愁を感じさせる
④冬の小樽の情景をありありと想起させる歌詞(作詞は池田充男)
ではないでしょうか?

この曲がリリースされた昭和42年は、しまの介10歳(小学5年生)の時。
当時、テレビの歌番組が好きで熱心に観ていた時、母親に「目の色が変わっている」と呆れられたのを憶えています。
なので、当時の歌は今でも好きなのですが、特にこの歌は気に入っていて、社会人になってからカラオケでよく歌っていました。
高校時代には、北海道に4年間住むのもいいなぁと、「北海道大学」ではなく「小樽商科大学」の受験を考えたこともあり、「小樽」には親近感を持ってることも関係してますかね🤔
今回の弾き語りについて

ですので、歌の方は特に練習をすることなく歌えました✌

問題は鶴岡雅義がレキントギターで弾いたイントロや間奏。
難しいので、今まで弾くのを避けてきました😆
しかし、躊躇してたら、いつ迄経っても配信できないし、配信するなら歌に合わせて冬にやりたいと、意を決してギターを練習。
なんとか聴ける?状態にいたしました😅
昭和42年の時代背景
昭和42年(1967年)は、「いざなぎ景気」(昭和40年(1965年)11月〜昭和45年(1970年)7月)といわれた高度経済成長の真っ只中。
賃金は上昇して、カラーテレビ、クーラー(エアコン)、車(カー)という「新三種の神器」が普及するなど、豊かな時代の途上にありました。
昭和42年の歌謡界の状況は?

昭和42年の歌謡界を捉える場合のキーワードは、
①グループ・サウンズ
②ムード歌謡
③和製フォークソング
の3つじゃないかと思います。
①グループ・サウンズ全盛期
昭和42年を代表するヒット曲は、ジャッキー吉川とブルー・コメッツの『ブルー・シャトウ』。
大ヒットして、この年のレコード大賞(第9回)を受賞しています。
前年9月にザ・スパイダースが『夕陽が泣いている』、11月にザ・ワイルドワンズが『想い出の渚』をリリース。
翌42年6月にはザ・カーナビーツが『好きさ好きさ好きさ』、ザ・ジャガーズが『君に会いたい』を、8月にはザ・タイガースが『モナリザの微笑』をリリースするなど、「グループ・サウンズ」がこの昭和42年から全盛期を迎えました。

ちなみに、前年(昭和41年)には、「ビートルズ」が来日しています。
グループ・サウンズの流行に影響を与えたのは間違いないですね🤔
②ムード歌謡の流行
「グループ・サウンズ」が全盛期を迎える一方で、「ムード歌謡」といわれる下記の曲も流行りました。
すなわち、2月にリリースされた伊東ゆかりの『小指の想い出』、水原弘の『君こそわが命』、石原裕次郎の『夜霧よ今夜も有難う』が、いづれもヒット。
9月にリリースした今回配信の『小樽のひとよ』もヒットしました。

ところで、「ムード歌謡」ってどんな曲?
「ムード歌謡」に、厳密な定義はないみたいですね。
その嚆矢となるのは、和田弘とマヒナスターズが歌った『誰よりも君を愛す』みたいで、昭和35年(1960年)にレコード大賞を受賞しています。
代表的なムード歌謡は、黒沢明とロス・プリモスの『ラプユー東京』(昭和41年(1966年))。
ロス・インディオスの『コモエスタ赤坂』と『知りすぎたのね』(両曲ともに昭和43年(1968年))など。

「ムード歌謡」をしまの介的に定義すると、『1950〜60年代に流行っていたキャバレーやバーの雰囲気の中で聴く歌、ウィスキーの水割りを飲みながら聴く歌』っていう感じですかね。
都会的で、いかにも甘いムードを漂わせている歌ですね。
これに対して「演歌」っていうのは、『場末の居酒屋で聴く歌、日本酒のコップ酒を飲みながら聴く歌』と定義できるかと思います。
高度経済成長でキャバレーやバーが活況を呈する中、その場を盛り上げた歌が「ムード歌謡」だったのではないでしょうか?
まさに「歌は世に連れ」ということですかね。
③和製フォークソングの萌芽

歌謡界の上記2つの大きな流れの中で、「フォークソング」の萌芽が出てきた年でもあります。
前年の4月にマイク眞木が『バラが咲いた』をリリースして、ヒット。
翌42年1月には森山良子が『この広い野原いっぱい』をリリース。
12月にはフォーク・クルセダーズが『帰って来たヨッパライ』をリリースして、和製フォークソングの幕開けとなった年でもあります。
昭和42年にリリースされた主な曲は?

最後に、昭和42年にリリースされた曲で、しまの介が知っている曲を列挙してみました。
カラオケ🎤で歌う際の参考にしてください✋️
【1月】
◉『この広い野原いっぱい』森山良子
【2月】
◉『小指の想い出』伊東ゆかり
◉『君こそわが命』水原弘
◉『夜霧よ今夜も有難う』石原裕次郎
【3月】
◉『ブルーシャトー』ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
◉『世界の国からこんにちは』三波春夫
◉『新宿ブルース』扇ひろ子
◉『花はおそかった』美樹克彦
【5月】
◉『世界は二人のために』佐良直美
【6月】
◉『好きさ好きさ好きさ』ザ・カーナビーツ
◉『君に会いたい』ザ・ジャガーズ
◉『真赤な太陽』美空ひばり
【8月】
◉『バラ色の雲』ヴィレッジ・シンガーズ
◉『モナリザの微笑』ザ・タイガース
【9月】
◉『命かれても』森進一
◉『小樽のひとよ』鶴岡雅義と東京ロマンチカ
【10月】
◉『虹色の湖』中村晃子
【12月】
◉『帰って来たヨッパライ』ザ・フォーク・クルセダーズ










しまの介は、「昭和の歌」を中心に、ギター弾き語りでカバーして、youtubeチャンネル「しまの介SONGS」で配信しています。
今年1月29日に配信しました『小樽のひとよ』ですが、お陰様で3月25日に再生回数1000回を達成いたしました!